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トマト栽培を始めて40年以上。
高知県でも屈指のトマトの産地です。
日高村は高知県のほぼ中央に位置する、コスモスの花畑で有名な山間の村。古くからトマトの露地栽培が盛んに行われていました。ビニールハウスによるトマトの栽培が始まったのは、昭和35年頃。日高村は海岸線から遠く浸水地帯も多いため、ハウス園芸は無理と言われていました。しかし、当時の若い生産者たちのハウス園芸に対する強い意欲から、周囲の反対を押し切ってハウスによるトマト栽培に着手。これが今日、高知県を代表するトマト産地の原型となります。
はじめは長雨や寒波などの異常気象の困難に見舞われたり、あるいは病気に悩まされ、「日高の黒トマト」などと市場で不評を買ったこともありました。しかし、仲間同士で声を掛け合って、励まし、支えあい、あきらめることなく、農業技術と品質の向上に取り組んできました。さらにハウスも竹組みから木造・鉄骨へ。そして暖房機を入れるなどの施設整備も改良を重ねました。昭和44年には共同販売の体制を整え、県内一の出荷量を誇るトマト産地へと成長しました。
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もっともっと、おいしいトマトを作ろう!
シュガートマト誕生。
昭和58年、日高村のトマト栽培には一大転機が訪れます。「もっとおいしいトマトを」「より安心・安全なものを」、生産者のそんな思いにかなう「高品質トマト」を目指すため、新しい栽培技術に取り組んだのです。新しい栽培技術であったため、どうやってコントロールすればいいのか、不安もありました。しかし生産者の意気込みは熱く、繰り返し行った講習会の中で議論や検討を重ねながらの栽培が始まりました。
日高村は山に囲まれた土地柄ゆえに、昼間と朝夕の寒暖の差が激しくなります。この気候をうまく利用し、これまでのトマト栽培で培ってきた経験も存分に生かしました。もともと味の濃いトマトが育つ土壌ということもあって、2年後、今までとは違うフルーツのような甘さを持ったトマトを生み出すことができました。それが「シュガートマト」です。
現在では自動で天窓が開閉する最新式ハウスを導入。後継者育成にも積極的に努めています。また光センサーを備えた「トマト選果施設」を整備。日高村のトマトは、意欲と最新設備を結集して新しい時代を歩き始めています。
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日本初のトマト専用選果施設で
トマトの糖度・酸度を正確に見極めます。
これまでトマトは、収穫後に生産者が糖度(果実などに含まれる「ショ糖」の含量を%で表したもの)はサンプリングによって、そして大きさ・形は手作業でひとつひとつ経験を頼りに選別していました。
JAコスモスでは日高村に、非破壊で糖・酸度を測定する“光センサー”を備えた「トマト選果施設」を建設。従来の時間と手間のかかる方法から一転して、選別から荷造りまでが驚くほど正確に、スピーディーに処理できます。光センサーは果樹の選果場では普及していますが、トマト専用として本格的に導入しているのは全国でも日高村が初めて。この施設のおかげで今まで以上に確かな品質のトマトを市場に送り出せるようになりました。糖度8度以上がはっきり分かっている「甘くておいしいシュガートマト」をより厳選して出荷することができ、日高産トマトへの信頼が高まりました。
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